BIRDMANメンバー紹介 Vol.1・長井 崇行

yokokawa | 2014.6.11

BIRDMANメンバーをインタビュー形式で紹介していきます。初回は新しいメンバーとして加わった、クリエイティブディレクター・アートディレクターの長井に話を聞きました。

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企画を育てていくことのやりがいと感慨
前職は株式会社ENJINにて、グラフィックやWeb、映像などさまざまなメディアの広告制作に携わってきました。コミュニケーションデザイナー、クリエイティブディレクター、アートディレクターという3つの役割を、案件によって使い分けていました。

印象に残る案件の一つに、「IS JAPAN COOL?」という外国人向けに日本の魅力を伝えるANAのキャンペーンがあります。Webサイトと映像を制作しました。アニメやオタク文化はもちろん、伝統工芸、自然など、海外の人に魅力を感じてもらえるコンテンツを集めることを心がけました。当時は日本を紹介するコンテンツにクオリティの高いものが少なく、動画が大きな反響を呼んだことで企画のシリーズ化が決定し、これまでに8本の動画を制作、YouTubeでの合計再生数は250万回にのぼります。
その後も反響は様々なところへ広がり、2013年には東京オリンピック招致PRフィルムの制作依頼をいただきました。一次選考後、イスタンブールと東京が有力候補とされているなか、景観では東京に勝ち目は無いため、人を通して東京を魅力的に見せることを提案しました。海外から日本に来た人が、旅をする中でいろんな人やものに出会い日本の魅力に気づく、というストーリーです。特に意識したのは、日本にスポーツが浸透している風景を描くこと。学校の部活動や公園で運動する人、外国の人と一緒にスポーツしている風景などを盛り込みました。また、日本人はおとなしいというイメージを持たれがちですが、お祭りなどで盛り上がっている様子も象徴的に見せました。開催地が東京に決まったときは感慨深かったですね。一本の動画がきっかけでオリンピック招致のPRフィルムにまで発展したという点では、大きく育っていく企画に携われていることをとてもうれしく感じました。
この「IS JAPAN COOL?」は引き続きBIRDMANでも担当します。2020年の東京オリンピックも決まって海外からの旅行者が増加している現状をふまえてサイトの立ち位置も変化するので、リニューアルを予定しています。

メディアの枠にとらわれない広告手法を
BIRDMANに入社したのは2014年5月。スピード感をもって最先端の仕事をするために、制作チームがそばにいる環境に身を置きたいと思い、BIRDMANへ転職を決めました。実際に働いてみて、メンバー同士の距離が近く、フラットな会社だと感じています。
自分の役割は、生み出された企画をより良い方向に導くことだと考えています。得意なのは、メディアや既存の枠にとらわれない広告手法を考えること。世の中もクライアントもBIRDMANも、みんながハッピーになれる企画を実現したいですね。

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長井 崇行(ながい たかゆき)・Creative Director / Art Director
1982年生まれ。2007年に大学卒業後、McCann Ericksonへ入社、ADとして広告制作に携わる。株式会社ENJINを経て、2014年5月にBIRDMANへ入社。受賞歴としてロンドン国際広告賞(Silver)、Spikes Asia(入賞)、One Show(入賞)など。http://ngitkyk.com/

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